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映画「キングスマン」クールな英国紳士スパイ ※ネタバレ

Kingsman: The Secret Service | 20th Century Studios

イギリス好きな私には、イギリス要素満載でとてもハマりました
シリーズ3作目も公開間近

 

Overview -概要-

原題:Kingsman: The Secret Service(2014)
イギリスとアメリカ制作、マシュー・ヴォーン監督作品のスパイ映画。
マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズ著のコミックが原作。
堕落した青年が亡き父親の後を継ぎ、どの国にも属さない世界最強スパイ機関「キングスマン」の一員として更生し、ベテランスパイたちとともにテロから世界を救う。

映画『キングスマン』オフィシャルサイト


映画『キングスマン』予告編

 

Story -ネタバレあり-

※グロテスクな表現が含まれます

Main Character
エグジータロン・エジャトン
ハリー(コリン・ファース):コードネームはガラハッド
マーリン(マーク・ストロング
アーサー(マイケル・ケイン
ロキシー(ソフィ・クックソン)
JB(相棒犬のパグ)
ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン
ガゼル(ソフィア・ブテラ
義父ディーン(ジェフ・ベル)

1997年、中東でキングスマンの任務を遂行していたハリーたちだったが、ターゲットが自爆し、コードネーム「ランスロット」の犠牲によって、命を救われる。

後日、ハリーは遺族の息子にランスロットの勲章メダルを渡し「困った時はメダルの裏の番号に電話しろ」と暗号を告げてその場を去る。

17年後、後任のランスロットが、拉致された教授を救うために、アルゼンチンの山小屋に向かうが、義足を武器とした殺し屋ガゼルに殺される。彼女はIT企業の億万長者ヴァレンタインの秘書だった。

その後、イギリス・マンチェスターにあるキングスマンの本拠地である名門紳士服店で、会議が行なわれた。
キングスマンのリーダー・アーサーの呼びかけで、世界各地に潜伏しているスパイたちは、専用の眼鏡をかけてコンタクトを取る。
殺されたランスロット生物兵器について調査していたが、拉致されたはずの教授はいつものように大学に出勤していた。アーサーは事件の解明と、再びランスロットの後任を決めると伝える。

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一方、大人になったエグジーの家庭は、暴力団のリーダーである義父ディーンによって荒れていた。
ある日エグジーは、ディーンの手下の車を奪って乗り回し、警察に逮捕される。助けを求めようとメダルのことを思い出し、電話をかけ教わった暗号を伝える。
するとエグジーはすぐに釈放され、外でハリーが待っていた。

ハリーはエグジーをパブに連れて行き、殉職した父親の話をして、スパイにならないかとスカウトする。
そこへディーンの手下たちが喧嘩をしかけにやってきて、ハリーの話の邪魔をする。
ハリーが入口を施錠しながら「Manner makes man(マナーが紳士をつくる)」と言うと、特殊な傘の武器であっという間に男たちを倒し、一旦その場を去る。
その夜、エグジーキングスマンの店に来させ一流のスパイグッズを見せると、彼はテストを受けることを決める。

候補生は9名、エグジー以外はで貴族出身で、庶民のエグジーは何かとバカにされたが、ロキシーだけは対等に接した。初日の夜、寝ている候補生の部屋は一気に浸水する。
皆は排水管を壊してトイレの先にある空気を確保するが、エグジーがマジックミラーに気づいて破壊し、ミッションクリア。しかし面接官マーリンが「全員失格。チームワークを忘れている」と言うと、1人が溺死していた。

その後も命がけの過酷な訓練とテストは続くが、エグジーは最後まで生き残る。
しかし最終試験は相棒犬を殺すこと。殺せなかったエグジーは不合格になり、相棒犬JBを連れて元の生活に戻る。

しかし後日、ハリーからテストは全てダミー(溺死したメンバーも生きており、相棒犬を殺す銃も空砲だった)で、目的は「犠牲を出す覚悟」を確かめるものだったと知らされる。

Meet A New Breed Of Hero In Latest "Kingsman: The Secret Service" Spot
捜査を進めていたハリーは、尋問途中に目の前で死んだ例の教授の耳の後ろに、マイクロチップが埋め込まれていることを知る。
チップを調べるとヴァレンタイン社に行き着き、ちょうど自社のSIMカード(チップ)とネットワークを無料で提供すると話題になっていたため、ハリーはヴァレンタインを追う。
そんな中、各国の有名人や政治家などが失踪する事件が相次ぐ。

ヴァレンタインを追っていたハリーは、アメリカ・ケンタッキーの教会内で乱闘を目撃する。ヴァレンタインがチップを通じて神経信号を発信すると、近くにいる者は凶暴化し、ハリー自身もその影響を受けてしまう。ヴァレンタインは「人類は地球の害であり、人口を減らすべき」という思想を持ち、人々を凶暴化させて共倒れを測るのだった。そしてハリーはヴァレンタインに銃殺される。
しかしハリーは密かに会話を録音して捜査当局に提出しており、任務は完了となる筈だった。

ハリーの死を知ったエグジーは、リーダーのアーサーを訪れる。
そこでアーサーにもチップが埋め込まれていることに気づいたエグジーは、隙を見てグラスの位置を交換し、二人は乾杯する。アーサーは毒入りの方を飲み、死亡。
エグジーはアーサーの遺体からチップを抜きだし、マーリンに連絡する。

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マーリンとエグジーランスロットになったロキシーの3人でヴァレンタインを止めることに。
マーリンとエグジーはヴァレンタインの本拠地に忍び込み、ロキシー人工衛星の破壊に成功するが、ヴァレンタインが別の衛星に切り替えようとする。

エグジーが多数の敵と応戦中、マーリンがチップのハッキングに成功したため、敵の首が一斉に吹っ飛ぶ。
エグジーは捕まっていたスエーデンのティルデ王女を見つると、王女に「助けてくれたら後ろの穴でヤラせてあげる」と言われ、更にやる気を出す。

その間、ヴァレンタインの発信する信号により世界各地では暴動が始まり、エグジーの母も赤子の義妹に襲いかかろうとする。
エグジーは強敵ガゼルに苦戦するも、靴の先に隠れた毒針によって彼女を仕留める。
そしてガゼルの義足をヴァレンタインに投げ、刃が貫き死亡。同時に通信もストップし、母親も正気を取り戻し、妹は無事だった。
世界を救ったエグジーは、シャンパンを持ってティルデ王女の元へ走る。

その後、エグジーは母と義父ディーンがいるパブへ向かい、母に「一緒に住もう」と言い、ディーンとの離婚を提案する。ディーンとその手下たちが強気でエグジーに襲いかかろうとすると、エグジーはかつてのハリーのように「Manner makes man」と言いながら入り口の扉を施錠する。次の瞬間、傘でグラスを弾いてディーンにヒットさせ、ニヤリと笑うエグジーだった。

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Opinion -個人的な感想-

コードネームは騎士道伝説
スタイリッシュなアクションと英国スパイ要素がたっぷりで、スカッとする作品です
キック・アス」も同じくミラー原作、マシュー・ヴォーン監督作品ということで
確かに容赦ない爽快?なグロシーンが似ています
そして最大の見所、紳士服屋、パブ…イギリス要素が満載

キングスマンのスパイたちのコードネーム
アーサー、マーリン、ランスロット、ガラハッドは
中世イギリスの騎士道伝説「アーサー王と騎士たち」の登場人物です
映画「キング・アーサー」も最高にかっこいいのでまた紹介したいと思います
ただ、エグジーの相棒犬パグのJBは
アメリカの人気ドラマ24シリーズのジャック・バウアーからきていて、若者らしさも出ていますね

 

英国紳士ファッション
エグジーがメダルの裏の番号に電話をかけて言う暗号
「ブローグではなくオックスフォード」
これは「靴の飾り穴(ブローグ)のあるものではなく、プレーントゥのオックスフォード靴を」と、紳士靴をオーダーするときの台詞だそうです
スパイグッズも傘だったり、オーダースーツや時計、万年筆…
紳士の必需品がどんな武器になっているのか、見所です

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キングスマンの本拠地は、ロンドンのオーダーメイド名門高級紳士服店が集中しているサヴィル・ロウ通りにある、王室御用達のテーラー「ハンツマン」がモデル

www.huntsmansavilerow.com

諜報眼鏡もイギリスの高級眼鏡の老舗ブランド「カトラー&グロス」のオリジナルモデルだそうです

www.cutlerandgross.com

英国紳士ファッションも魅力的ですが
個人的にはエグジーのストリートファッションも大好きです
強敵ガゼルの白襟&ブラック衣装もレトロな感じで素敵です

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イギリス文化 階級社会
また、大学で学んだイギリス文化のひとつ「階級社会」についても描かれているので、イギリスらしさを感じました
リーダーのアーサー含め、キングスマンのほとんどは貴族出身らしいですが、身分関係なく庶民のハリーやエグジーが活躍しているところが面白いですね

 

そして、エグジーを演じるタロン・エジャトンは、この作品がデビュー作だそうです
いきなり映画初出演、しかも2作目も続くので、大きなチャンスを掴んだ才能ある若手俳優ですね

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余談ですが、最後に「真のキングスマンが何かを教えてくれた母キャシーにこの映画を捧げる」と出ますが、これは監督マシュー・ヴォーンから亡くなった母親へのメッセージのようです

 

シリーズ2作目・3作目
主役とも言えるハリーは1作目の半ばで亡くなってしまい、かなり驚きましたが、2作目にて復活します

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1作目が面白すぎて、続けて2作目も観ました
2作目「キングスマン:ゴールデン・サークル」も面白かったですが
1作目に比べると、コメディ要素が強く、個人的には1作目の方がかなり楽しめました
そして、シリーズ3作目が公開間近


映画『キングスマン:ファースト・エージェント』本予告編

キングスマンの創設期を描いているようで、ハリーとエグジーは登場しませんが、こちらもまた面白そうです

〜fin〜